名刺交換とスパイ映画

ビジネスのいろいろと面倒なお作法の中でも、私が個人的に気に入っている動作があります。

この絵のような動作です。

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分かりにくくて申し訳ないですが、スーツの内側に手を突っ込んで名刺を取り出すあの動作です。

スパイ映画とかでエージェントがスーツの内側から拳銃を取り出して、相手に向かって「では、消えてもらおうか」ってやるシーンみたいで、風情があって好きです。

大体そういった場合、サイレンサー付きの拳銃でプシュプシュプシュって撃つイメージです。

サイレンサー無しでバギュンバギュンバギュンと撃っているときもありますが、それはそれ。

今日はプシュプシュプシュで行きます。

と言ってもまあ、当たり前ながら、名刺交換の場合は拳銃ではなく名刺を出すのです。

お客さんにいきなり拳銃をプシュプシュ撃ったらあとで上司に大目玉食らってしまいますし、そもそも日本では拳銃を撃つどころか拳銃を持っているだけで既にもうえらいことになってしまいます。

上司と警察にとっちめられることになります。

ということで拳銃はダメです、やめましょう。

 

おっと、待った。

しかし、だからと言ってアメリカンサイズのデカいライフルを取り出すのもいけません。

拳銃がダメではなく、銃がダメなのです。

大きくても小さくても銃はダメです。

日本はテキサスではないのです。

馬に乗って「イーハー!」とか言いながらズギャンズギャンぶっ放してはいけません。

大事なことなのでもう一度言いますが、日本はテキサスではありません。

 

ということで、拳銃の代わりに花束を取り出してみてはいかがでしょうか?

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これなら日本でも大丈夫。

法に抵触しません。

でもしかしながら、映画「ターミネーター2」では、ターミネーターが花束の中に隠し持っていた銃で敵をズギャンズギャンと撃ちまくるシーンがありますので油断はできません。

物凄くガタイの良いサングラスをかけた大男が、見かけに似合わずかわいらしいお花を持っていたら逃げた方が良いかもしれません。

撃たれてからでは遅いんです。

 

さて、もういよいよ何を言いたいのかよく分からなかったので、ここら辺でおしまいにしようかと思います。

とりあえず、日本はテキサスではないということだけ覚えておいていただければ幸いです。

 

おしまい。