少し前にも書いた通り、最近私は多くの就活生からSPIの名称で親しまれている、というよりは憎まれていることの方が多そうなあの適性検査の対策をしております。
ですが、あまり成果は芳しくありません。
これも以前書きましたが、推論系の問題は問題によって考え方が大きく変わるので臨機応変に行くしかないと思い、まずは公式みたいな考え方をバンバン当てはめて説いていけるタイプの他の問題から手を付けているのでして、そこで順列・組み合わせという高校生時代を彷彿とさせる問題にぶち当たりました。
しかしまあ、これが難しいことこの上ないのです。
高校ではこれは確か数Aにあった分野かと思いますが、当時からこの分野の出来は壊滅的だったのでございます。
何をどう考えたらそんな回答に至るのか、さっぱり分からんのです。
順列を使うべきところで組み合わせを使ったり、組み合わせを使うべきところで順列を使ってしまうのです。
先日購入した参考書には「問題文の見方を変えて考えてみましょう」と書かれておりましたが、何をどう変えるのか分からんのでございます。
というわけでして、もう初っ端から練習問題を解くことはあきらめて、回答を見てまず回答方法を暗記するという必殺技を繰り出しているのでした。
これも高校のときのお話ですが、受験生だったときに数学の先生がこう仰っておりました。
分からんかったらもう答えを見ちゃいましょう。
文系の数学は基本的なパターンを抑えれば解けるので、解法を覚えて本番で似たような問題が出た時に解ければいいんです。
私は今あの時の教えを思い出し、解法を暗記中でございます。
本番で似たような問題が出たら御の字でございます。
さて、順列・組み合わせと言うともうひとつ高校生時代のことを思い出すのでして、こういった問題を物凄い解法で解く友人がひとりいたのです。
なんと彼はすべてのパターンを書き出して数えるという、つまり努力と根性で問題をねじ伏せていたのです。
そして彼の遺した言葉にはこんなものがあります。
サイコロを3つ投げる問題は余裕。
サイコロを3つ投げる問題は全部で216通りの結果があるのですが、そんなものは彼にとってはお茶の子さいさいちょちょいのちょいなのでございます。
とは言え、SPIではすべて書き出すほどの時間はありませんので、この力でねじ伏せる技は使えません。
地道に解法を覚えていくしかないようです。
ところで、明日面接がひとつありますが、どうやらそこで適性検査も一緒くたにやるそうなのでございます。
この適性検査がSPIかどうかは書かれていないので分かりませんが、とりあえず当たって砕けろの精神で挑むしかなさそうなのであります。
結果は神の味噌汁、もとい神のみぞ知るでございます。
おしまい。