本日午前、私ウサオジは最終面接へと赴き、面接官のお歴々と激闘を繰り広げてまいりました。
面接官の人数は事前にエージェントさんから聞いていたよりも若干多く、少しばかりの動揺を覚えつつも面接は始まりました。
何はともあれ、まずは自己紹介でございます。
これはもう今までのすべての面接でやってきたのでお手の物でして、いつも通り若干噛みつつも問題なく蹴散らしてやりました。
しかしその後が本番でして、お歴々からの攻撃、もとい質問が始まったのでございます。
まずは小手調べでして、職務経歴の詳細が尋ねられました。
面接官の方が気になったプロジェクトの詳細について確認されたり今までやったプロジェクトの中の一番の自信作を聞かれたものの、そこですかさず私は必殺の口八丁手八丁の八丁味噌を繰り出し、挙句の果てには糞も味噌も一緒くたにするといった具合で乗り切りました。
文字にして書いてみたらなんかよく分からん感じになってしまいましたが、まあそんなところでございます。
しかし質問はまだまだ続き、出張の可否などについて聞かれるとその雲行きは徐々に怪しくなってきたのでございます。
何を隠そう私ウサオジは前職で出張などほとんどしたことなく、「東京」と呼ばれるありとあらゆるビルが馬鹿でかい都会に2~3日行ったくらいなのでございます。
ついでに言いますなら、基本的に家に引きこもりがちなので旅行すらほとんどしたことがありません。
その上、今日の応募先企業では海外出張もあるらしいので、これはもうこれはもうなのでございます。
私ウサオジは海外に行ったことはおろか、パスポートすら所持しておりません。
とは言え、出張はやったことがないだけで別に絶対に不可能というわけでもございませんので、そこはまあなんとかなるだろう的な回答をしておきました。
困ったときは「うまーくいーく」と唱えるのでございます。
あとはキャリアの志向的なこともわちゃわちゃと聞かれましたが、今この一瞬一瞬を必死に生きている私といたしましては回答に少し困ってしまったものの、なんとか回答しきってきたのでございます。
他には学生時代のことやら物事に対する考え方なども聞かれましたが、これもちょいと難しい質問がありました。
あれはもしかしたら人柄を確認されていたのでしょうか?
というわけでして、後半は雲行きが多少怪しくなったものの、なんとか面接を無事に終えることができましたので今こうしてブログを書いている次第でございます。
おしま・・・
わない。
そう、今日はまだおしまわないのでございます。
本日はいろいろありましたので、今日のウサオジのブログはもうちょいと続きます。
そして午後、面接から帰宅し食事もお昼寝もばっちり済ました私は、先ほどの面接の不安から目をそらす意味も込めて先日応募した企業の適性検査を怒涛の勢いで2件ほど蹴散らしてまいりました。
午前の面接、午後の2件の適性検査と、今日の私は1日3ターン行動でございます。
キラーマシンもびっくりの行動力なのです。
そんなこんなで一仕事終えてほっと一息ついていると、16時を少し回った頃、エージェントさんから電話がかかってきたのです。
何事かと思い電話に出てみると、なんと昨日最終面接を受けた企業から内定が出たとのことでございます。
これにはさすがの私と言えども仰天せずにはいられんのでした。
一時はどうなることかとひやひやした面接でしたが、エージェントさんのお話ではその企業の担当の方に非常に高く評価していただいているとのことでして、私といたしましてはにんまりせずにはいられんのでございます。
ともかく、これで私のこの個人的な戦争は「おしまい」となることが確定したのでございます。
ですがしかし、そう簡単にこの話はそこで「おしまい」とはならんのでございます。
先の電話から1時間も経たないうちに再びエージェントさんから電話がかかってきたので出てみると、驚くことに午前中に面接を受けてきた企業からもう内定が出たとのことでした。
というわけでして、お次はどちらの内定を受諾するか決めるという非常に困難な課題を目の前にしているウサオジでございます。
昨日は今日受けた企業の方が志望度が高いと書きましたが、実は昨日の面接でいろいろと話を聞いて考えた結果昨日の企業の志望度がちょいとばかし上がったのでございまして、そんなこんなでこの問題が一筋縄ではいかないところとなりました。
とりあえずは現在選考中のものはすべて辞退するということにして、そして内定受諾の決定は来週行うというところでエージェントさんとの話は落ち着いた次第でございます。
この土日で決断を下さねばなるまい。
というわけでございます。
そんなこんなで今日のお話はちょいと長くなってしまいましたが、これでもうおしまいでございます。
そしてこの転職活動も、もうおしまいでございます。
短いような長いような、そんな不思議な1か月半でございました。
おしまい。