ログインでございます

今日はログインというものについてお話をしていこうと思います。

そう、先日私ウサオジが謹製のアプリケーションに組み込んでしまったあのログインについてでございます。

と言いますのも、昨日、ぐわぐわ団さんところのまけもけ(id:make_usagi)さんが「ログインとはどういう意味でしょうか」と仰っておられましたので、ここはひとつこの私ウサオジがその質問にお答えできるのではないかと考えた次第であります。

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さて、インドの工科大学を舞台にした傑作映画『きっと、うまくいく』では、作中に登場した工学の教授が、機械の定義について平易な言葉で簡単に説明したランチョーに対して「簡単なのがいいなら文系に行け」と言いましたが、私はその噂の文系に行った身でございますからして簡単に説明したいと思います。

前置きが長くなりましたが、ログインとは何か、それについて謹んでお答えいたします。

ログインとは、自分の身元を明らかにすることで特定の人しか入れない秘密の部屋に入れるようにすることでございます。

逆に言えば、特定の人しか入れない部屋に入るために、自分こそがまさにその特定の人物であることを証明する行為をログインと言うのであります。

例えば、会社の入り口で社員証を機械にピッとかざして中に入る、これはログインです。

同様に、自宅に帰ったら鍵を使ってドアをガチャンと開けて中に入る、これもログインです。

もっと極端な例を挙げますならば、映画とかで大統領が認証コードを入力して核ミサイルを発射できるようにするのもログインでございます。

もちろん言わずもがな、はてなIDとパスワードを画面に入力してはてなのサービスを使えるようにするのもログインでございます。

これははてなのサービスという秘密の部屋に、はてなIDとパスワードという鍵を使って入っていくイメージです。

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ともあれ、秘密の部屋に入るための手続きをログインと呼ぶ、ということでございます。

ちなみに、ログオン、サインイン、サインオンという言葉もたまに聞くかと思いますが、これらはログインと同じものでして、ただ呼び方が違うだけなのです。

どれもこれも秘密の部屋に入る手続きのことを指しております。

ところで、『ハリーポッターと秘密の部屋』という本がありますが、読んだことはないのでよくは知らないのですけれども、タイトルからしてあれは多分ログインの物語だと思いますので読んでみると面白いかもしれません。

さて、そう言えばまけもけさんはもうひとつ「WEBサイト越えのトラッキングとは何か」と仰っておりましたが、それについてもちょいと触れておきます。

と思ったのですが、思い返してみたら私はAndroidスマホを使っておりますし、基本的にパソコンからしかブログを読んだり書いたりしないために、そもそもはてなのアプリをスマホに入れていないので申し訳ありませんがそちらの方面はさっぱり分からんのでございます。

とは言え、てきとーになんとなくそれっぽいことをでっちあげてみますならば、Webサイトのページごとにさらに鍵付きのドアを用意するかどうかの設定であると思われます。

こいつを許可しないとなると、多分、ブログのダッシュボードやら他の人のブログのページやらに入るのにいちいち毎回IDやパスワードといった鍵を使ってドアを開けて入らないといけなくなるのだろうと思います。

逆に、許可した場合は、一度はてなのサービスに鍵を使って入ったならば、その後ははてなのサービス内のどこであろうと鍵無しで自由自在に行けるようになるのでございます。

とは言え、これは私の妄想に過ぎませんので正しいかどうかは二の次でございます。

それはそうと、そろそろ難しいのがお好きな理系の方々がイライラしてくるころかと思いますが、ここで念のため難しい言い方でもログインを説明しておきます。

ログインとは、コンピュータの利用開始時にユーザーの身元や妥当性を識別して、さまざまなリソースへのアクセスに必要な資格情報を取得するための操作であります。

おしまい。