何もしませんでした

連休が明けるたびに「この連休なにかやった?」と尋ねてくる皆さん、どうもごきげんよう。

毎度毎度お騒がせしておりますウサオジでございます。

本日は上記の如き質問に回答すべく、ひとつ記事を仕立てた次第でございます。

結論を申し上げますと、タイトルの通りでございます。

何もしませんでした。

一日中、家で座ったり寝転がったり立ち上がったりしながらだらだらしておりました。

連休だからと言って変わったことは何一つしておりません。

ただただ、のんびりとだらだらしております。

気づいたら日曜日でした。

そんなこんなでございますからして、連休中に何をやったかと尋ねられても私は満足させられるような回答はできませんので、その質問は他の方のためにとっておいてください。

ちなみに、次の連休もほぼ間違いなくそんな具合になりますので、ご了承ください。

さて、とは言っても4日もあれば、人様を納得させるような大きなことはできずとも自分を楽しませる些細な事ならばできるのでありまして、この連休では小説を3冊ほど読みました。

まず1冊目は『三体Ⅲ 死神永生』の下巻でございます。

私は遂にあの『三体』シリーズを読み切りました。

ざっくばらんに感想を申し上げますならば、とんでもなくとんでもない小説でございました。

1作目で学生が先生をリンチして撲殺していたところから、3作目でそんなところまで話が飛んでいくとは想定外でございます。

こりゃあえらいもんを読んでしまったぞ、とは思わずにはいられない作品でございました。

お次は『オービタル・クラウド』という作品でして、これは上下巻で2冊の作品でした。

本来なら推力を失って大気圏内に落ちてくるはずのロケットブースターの残骸があろうことか加速している、というところからこの物語は始まるのでして、そんなこんなであれよあれよという間に世界が震撼するようなテロの存在が明らかになるのです。

スパイ小説、冒険小説のスリルとSF小説のワクワク感が同居する素晴らしい小説でした。

いろいろな特技を持った連中が集結してデカい困難に挑む、そんな王道的な展開で面白かったです。

『三体』シリーズと比べるとスケールは格段に小さくなりますが、面白さはスケールのデカさだけでは決まらんのでございます。

というわけでして、何もしなかったという割には何かやっていたかもしれないウサオジでございました。

おしまい。

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