銀行と言いますと、バンダナで口元を覆ってマシンガンを持って襲撃するところ、といった印象がありますが、一旦そのお話は脇に置いておきましょう。
まずは違うお話をいたします。
さて、銀行と言えば、例のあの大手銀行のシステムがえらいこっちゃでとんでもなくとんでもない恐るべき恐ろしいことになっていると聞きますが、システム系のお仕事をしている私といたしましては気が気ではないのでございます。
最近聞いたところでは、障害の原因が不明であることが明らかになったという、なかなか小難しい報告をしているそうなのでございます。
ところで、昔のギリシャにはソクラテスと名乗る怪しげなオッサンがおったらしいのでして、このオッサンが馬鹿でかいくしゃみをしたり2階から痰を吐き散らかしていたかという問題はこの際無視して、ともあれこのオッサンは「私は何も知らんということを知っているのだ」と言いながら町中を練り歩いたことで有名なのでございます。
そんなこんなでありまして、この銀行の報告にソクラテスの気配を感じた私でございます。
何も分からないことが分かった、これはもう大きな前進であります。
と、ここまでは前置きに過ぎないのでありまして、そもそもなんで私がこのお話を持ち出したのかと言いますと、やはりシステム絡みのなんやかんやでございます。
昨日、私が最近お仕事で仕様を確認しているシステムを構成しているプログラムの内容が分からん、といった記事を書きましたが、多分、あの銀行のシステムはもっと酷いことになっているのだろうなあと思います。
考えるだに恐ろしいことでございます。
あの銀行のシステム担当者でなくて良かったなあと心から思うウサオジでございます。
さて、今日も今日とてプログラムを読んでいた私でありますが、昨日よりは多少分かりました。
つまり、昨日よりも少し分かるということが分かったということでございます。
そしてもはやこの記事もそもそも何が書きたかったのか分からなくなってきましたが、何が書きたかったのか分からなくなったということが分かったので良しとしましょう。
一歩前進でございます。
最後に、お待ちかねの冒頭で脇に置いておいたバンダナとマシンガンの話をちょいとだけしましょう。
マシンガンを持って銀行に行くと逮捕されるそうなので、やらない方が良いっぽいです。
おしまい。