ジェルタイプでございます

今週のお題「爆発」

 

去年の頭くらいからなんかウイルスとかなんとかがやんややんやしてそこらじゅうがえらい大騒ぎになってきていろいろ生活が変わってきておりますが、そんな変化の中にどうにも気に入らないことがひとつあるのでございます。

防疫ということでそこらじゅうの飲食店やらなんやらのお店の入り口で手のアルコール除菌をするよう求められるのですが、そのときにジェルタイプのやつが出てくると本当にもううわあとなって気が滅入ってしまうのでございます。

お店の人に「アルコール除菌お願いします!」と促されるがままにボトルの頭をプッシュするのですが、その瞬間にでゅるっとジェル状のものが出てくるともう条件反射的に床にペッと放り出してしまいたくなってしまうのです。

というか、私としたことが恥ずかしながら実際に何度かやってしまったことがあるのをここで白状しておきましょう。

ジェル、本当に気持ち悪い。

しかもあれ、まいったことに手をこすってもこすってもでゅるっとした感覚がなかなか消えんのですよねえ。

でゅるでゅるが無限でございます。

というわけでして、私ウサオジが総理大臣になった暁には、まず手始めにジェルタイプのアルコール除菌をこの日本国からひとつ残らず取り除く所存であります。

日本国内からジェルタイプのアルコール除菌を一掃する、これが私のマニフェストでございます。

ジェルタイプのアルコール除菌を製造する会社、販売する会社は即刻営業停止でございます!

ちなみに、今のところ私には政治家になる意思はございません。

ともあれ、なんで私がこうも荒れ狂っているかと言いますと、実は最近になって近所の飲食店があの憎むべきジェルタイプのアルコール除菌を導入したのであります。

物を食べる場であのようなきしょい物体を手に塗りたくらんといかんとは、まったく困ったものでございます。

防疫のために仕方がないことは理解はしておりますが、しかしやっぱりきしょいものはきしょいのです。

と、そんなこんなでありまして、これはもうお互いのためにしばらく行くのをやめようかと思っているウサオジでございます。

また、来月にはスプレータイプのやつに代わってたりしないかなあと密かに期待しているのは秘密でございます。

というわけでして、以上が私の爆発でございます。

不快感が爆発でございました。

おしまい。

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