冬の上着と言えば、私はついこの前オリオンパーカーという物凄く物凄い上着を買ったのでございますが、結局のところ「性能は物凄く良いけど、良すぎて逆に使い勝手が悪い」と結論付けるに至りました。
Tシャツ1枚の上にこれを着るだけで-40℃まで対応できる、という謳い文句にある通り物凄く保温性が高いのですが、しかしながら保温性が高すぎて使いどころが難しいのでございます。
特に、出勤で使うのは難しい。
最近寒くなってきたので外で使う分には申し分ない温かさなのですが、しかしながら公共交通機関のエアコンが暑くてきつすぎるので出勤で使うのは難しいということでございます。
しかもこのオリオンパーカー、袖口のところにインナーっぽい感じのやつがついてて風が袖から中に入り込まないようになっているのでありまして、腕時計をしていると脱ぎ着するたびに時計を外さないといけなくなるので、脱ぎ着して温度調節するのもちょいと難儀なのでございます。
というわけでして、最近は出勤するときは別の上着を着ておりますよ。
今のところ、私の生活においてオリオンパーカーの使いどころだと自信を持って言い切れるのは買い物のときくらいでしょうねえ。
自転車で10分弱くらいのところにあるスーパーへ行くのに重宝しております。
自転車だと風の当たりが強くて普通の上着だとちょいと寒いのですが、オリオンパーカーならば温かく保ってくれるのでございます。
とは言えしかしながら、それ以外にはあまり使い道を見出せていないウサオジでございます。
使うとしたら、散歩みたいな公共交通機関を使わない外出くらいでしょうかねえ。
もしも私がスキーやらスノボやらのウインタースポーツをしょっちゅうやるような輩であったのならば違ったのかもしれませんが、私は超インドア系にして生粋の冬嫌いでありますので、そんなものとはまるで縁がありませんねえ。
寒い冬は暖かい室内で温かい紅茶を飲んで本でも読んでゆっくりするに限るのでございますよ。
あるいは、北海道のような寒い国に住んでいるならば日常生活の中でもっとうまく活用できたのかもしれませんが、住んでいないので私の知ったところではありません。
というわけでして、この経験を通して物事には「ちょうど良い」というものがあるということを学んだウサオジでございます。
やりすぎもやらなすぎもいかんのでございますねえ。
おしまい。