1年前の真実でございます

1年前のこの日の真実を、今ここで明らかにしましょう。

ちょうど1年前のこの日、私は上司に退職の意志を示しました。

これ以上ないほど明確に退職の意志を突き付けたのでございます。

1年前のあの日、私の転職にまつわる全てが始まったのでございます。

なぜ私が前の会社を辞めることになったのか、1年経った今、語りますよ。

要は、「頭に来た」のでございます。

もともと会社や所属部署の風向きが怪しくなってきたようなオイニーがぷんぷんしていたところ、一昨年の年末辺りに上の輩と大いに揉めましてね、ともあれ一旦は決着を着けてそのまま年末年始の休暇に入ったのですが、しかしながらその長い休みを経てもやはり心のどこかではイライラが収まらなかったのでございます。

そして休暇明けの年始早々、要員が誰一人としていなくなって数か月という、常人の理解を遥かに超えた状況にある、いわゆる業界で言うところの「炎上プロジェクト」と呼ばれるやつに放り込まれたのが最後の引き金となって辞めるに至ったのですよ。

前に読んだなんかの小説の言葉を借りるならば、あれはまさに「糞壺」と呼ぶにふさわしい状況でしたねえ。

というわけでして、ここでちょうど1年前の今日に至るわけでございます。

そして上司に退職の意志を示してからは上司を始めとして上司の上司、さらには人事部ともやんややんやとあって、遂に昨年2月末、晴れて退職するところとなったのでございます。

ちなみに、もしも退職理由を洗いざらい正直に言ったら間違いなく揉めて、下手したら核戦争がおっぱじまる可能性すらありましたので、キャリアアップがどうだのなんだのと、あることないことてきとーにこねくり回してぎりぎりのところで核戦争の勃発は回避いたしました。

あんなもん、正直に言ってやる義理はありませんよ。

ともあれ、辞めてからは辞めてからで転職関連でいろいろあったりなかったりしましたが、あとはこのブログをご覧の通りでございます。

たった1年でまさかここまで人生が急変するとは思いませんでしたねえ。

運命と言うものは、予想以上にとんでもなくとんでもないなあと改めて思うウサオジでございます。

運命はときとして予想だにしない方向へと人生を引っ張っていきますが、今年は一体どこへ引っ張られるのでしょうかねえ。

おしまい。

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