今日は仕事を休んで映画を観てまいりましたよ!
「トップガン マーヴェリック」でございます。
公開初日に観てきましたよ、もちろんIMAXで。
まあ要するにこれは、前作「トップガン」に続いてまた再びトム・クルーズが戦闘機をぶっ飛ばすどえらい映画なのでございます。
もうちょいちゃんと説明すると、前作「トップガン」ではエリートパイロット養成学校の訓練生だったトム・クルーズ演じるマーヴェリックが、今作ではそのパイロット養成学校の教官として帰ってくる映画なのでございますよ。
そして、日ごろあんまり映画館に足を運ばない私が言うのもあれですが、これほど映画館で観たい映画は滅多にないだろうってなくらいに物凄く物凄い内容でございました。
何せ、あのトムが戦闘機を飛ばすってんなら、物凄いことになるのは当たり前でしょうがねえ。
さて、まず何が凄いかって言うと、まず音響ですよ、音響!
戦闘機のジェットエンジンの叫びが空間中に轟き渡り、まるで戦闘機のコクピットの中にいるかのような感覚でございます。
あれは映画館でしか味わえないような、腹の中にまで響く爆音でこそ感じられる興奮でございました。
結局のところ、私が映画館で映画を観るのは、このバーン!ドーン!ドカーン!こそが一番の理由だったりするのでございます。
他にも、操縦桿やらスロットルを操作するときガコンッガコンッというような細部の音もきっちり聞こえてきますし、あるいはパイロットの息遣いまで聞こえてきますからして、空戦シーンではもう観ていて汗が出てくるし鳥肌が立ってくるしで臨場感がえらいことでしたねえ。
また、映画館の大画面で観る映像もド迫力で素晴らしい。
自宅の27インチの画面とは、文字通り桁違いでございます。
馬鹿でかい画面で観る、戦闘機のドッグファイトはそれはもう壮観でございますよ。
きりもみ回転もびっくりでございます。
特に、コブラと呼ばれるマニューバが炸裂するシーンは圧巻でございました。
戦闘機が機首を一気に持ち上げてグォォォ!!ってな感じで、とても翼の生えた鋼鉄の塊とは思えないようなとんでもない動きをするんですよねえ。
こんなもん映画館の大画面で見せつけられてしまったが最後、そりゃあ誰だって戦闘機パイロットを志してしまいますでしょうよ。
さて、ここでもちろん触れずにはいられない物語についてですが、これから観る人のためにネタバレを避けつつもひとつ申し上げておきますと、とりあえず前作「トップガン」を観てから行った方が良いのでございますよ。
前作を知っていればより楽しめるような演出がいろいろ仕掛けられておりまして、見ておけばきっとそこらじゅうで「おぉ!」となること間違いなし。
ちなみに私は、昨夜、きっちり前作を鑑賞してから今日の上映に挑みました。
今(2022/5/27)なら、AmazonPrime会員は無料で見られますよ。
他に特筆すべきは、主人公マーヴェリックの印象が前作とちょいと違っていたところですかねえ。
前作では終始破天荒な生き様を見せつけてきたやんちゃ坊主マーヴェリックですが、今作では教官として訓練生を鍛え評価するという立場である以上、破天荒なだけではなく締めるところはきちっと締めないといけないので、そういったところで新たな一面を発見するところとなりましたよ。
なんというか、あれが貫禄っていうやつですかねえ。
ですが、とは言えしかしながら、やっぱりあいつの本性は破天荒なやんちゃ坊主なのでして、結局は滅茶苦茶やってしまうところが面白いところだったりするのでございます。
成長したマーヴェリックは、滅茶苦茶さも成長したのでございます。
というわけでして、「トップガン マーヴェリック」、掛け値なしの傑作でございました。
序盤から終盤まで、見どころしかありませんでしたよ。
できれば上映期間中にまた見に行きたいものですねえ!
おしまい。