『トップガン マーヴェリック』映画館で映画を観るということでございます

昨日はまた映画館で『トップガン マーヴェリック』を観てまいりましたよ。

一体こいつは何度同じ映画を観ているのか、と思われた方もいらっしゃるかもしれませんから言っておきましょう。

8回でございます。

さて、いつもは最寄りの映画館でIMAXで観ておりましたが、今回はそのIMAX上映が終わってしまいましたからちょいと遠くの映画館まで足を延ばしてDolbyCinemaで観てきたのでございます。

IMAXとDolbyCinema、何が違うのかさっぱりよく分かっておりませんでしたが、シートに座っていると分かりました。

DolbyCinemaは音響が物凄く物凄いのでございます。

上映前のDolbyCinemaの特徴の説明なんかを聞いた限り、音響以外にも色彩やらコントラストも力が入っているっぽいのでございますが、実際に横に並べて比べたわけではないのでそちらはあまりよく分かりませんでしたよ。

とは言えしかしながら、だからといってしょぼかったというわけではありませんでしたので、その点はお間違えの無いようお願いいたします。

十分以上に楽しめる映像美でございました。

さて、というわけで音響なんですけれども、こちらはもう比べるまでもなくDolbyCinemaの方が圧倒的に圧倒的でしたねえ。

オープニングの空母で戦闘機F-18が離着陸するシーンが始まるや否や、その音響によって映画にぐっと引き込まれましたよ。

ジェットエンジンやカタパルト、あとはワイヤーなんかの諸々が生み出す音が生々しく再現されておりました。

F-18のジェットエンジンが点火されると同時にあの有名な「Danger Zone」が流れるのでございますけれども、その歌い出しで「耳を聾するエンジンのひびき」と歌詞の字幕が出た通り、まさに耳を聾するような音響でしたよ。

DolbyCinemaは、音響の定位感もさることながら、音もクリアに聞こえますし、そして映画館ならではの爆音もあって、音響が大事なシーンではこれ以上ないほど映画を盛り上げてくれました。

他にも、ダークスターという戦闘機が画面中央奥から手前にすっ飛んでくる離陸シーンは物凄かったですよ。

奥の方から手前へと音が徐々に大きくなりながら駆けてきてきて、最後は耳を聾する爆音とともに頭上を突き抜けるのでございます。

あれはとんでもなかった。

ちなみに、あのシーンでは検問所の屋根がギャグマンガよろしく吹き飛んでおりましたが、どうやらあれは演出ではなく事故だったそうでございますよ。

jp.ign.com

もう観ていた私も、一緒に吹き飛ばされるかと思いましたねえ。

あとはもちろん空戦、ドッグファイトシーンも凄まじかったのは言うまでもありません。

右から左から、前から後ろから、そして上から下からビュンビュンと音の嵐が吹き荒れておりましたよ。

映画館内に吹き抜ける風さえ感じさせるほどでございました。

さて、前置きが長くなりましたが、今回の、というよりは今回を含めて計8回の『トップガン マーヴェリック』鑑賞を通じて私が思ったのは、映画館で映画を観るということの意味についてでございます。

要するに映画館で映画を観る意味は、現代技術の粋と研ぎ澄まされた演技力を駆使して作った作品を最高の形で楽しむ、というところにあるのではないでしょうか。

私自身、映画館で映画を観たのは1,2年ぶりくらいでして、その間は配信サービスを使って自宅で映画を観ていたのですけれども、やはり映画館で観るのと自宅で観るのとは違うわけでございます。

迫力とか臨場感とか、やっぱり映画館で観なければ感じられないものがあるなあと思いましたねえ。

配信サービスを使って自宅でお手軽に観れるのも良い時代になったとは思いますが、やはりちょいと手間をかけて映画館まで行って観るのも素晴らしいのでございます。

制作陣の方々が「絶対に映画館で観て」というのも納得でございました。

これは映画館で観なければ、間違いなく100%は楽しめないでしょう。

www.banger.jp

av.watch.impress.co.jp

www.youtube.com

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というわけでして、『トップガン マーヴェリック』を観て、映画館で映画を観るとはどういうことなのか、それを体感することができたウサオジでございます。

ちょうど引越して映画館が近くなったことですし、今後も定期的に映画館に行ってみようと、そんな気持ちになりましたねえ。

ともあれ、こんな素晴らしく素晴らしい映画を公開してくれたトム・クルーズには感謝するほかありませんよ。

でありますからして、作中のセリフを借りてこう言わせていただきましょう。

ありがとうトム、すべてのことに。

おしまい。