ずっと下書きに途中まで書いたままほったらかしにされていた記事を見つけまして、そのまま闇に葬るのもあれですし、なんならもう1ヵ月くらい前の出来事ですが今ここに明らかにいたしましょう。
さて、先日、職場の同僚に内線で呼ばれまして、電話口で訳の分からないことを言ってくるもんですから、一体何事かと思って行ってみたら、その同僚が悪質なWEB広告にやられておりましたよ。
言われてみればなるほど、確かに訳の分からないことになっておりました。
調べてみたところ、でっかくそれっぽいボタンの絵を広告欄に表示してユーザを誘導し、騙されたユーザがまんまとそれをクリックしたら「あなたのパソコンはウイルスに感染しています」だのなんだのといったたわけたメッセージを出し、そしてどこか訳の分からん胡散臭いところに連絡するよう誘導するような醜怪極まりないものでした。
ともあれ、その同僚は危うく危ういところでしたが、すんでのところで助かりましたよ。
これの怖いところは、あの天下のGoogleAdsenseですらこうなっていることでございます。
あの悪質なWEB広告、隅っこにばっちりとGoogleの広告であることが書かれておりましたからねえ。
確かに、Googleは勝手に人のデータをスケベするようないかがわしい企業ではありますけれども、まさかここまで落ちぶれていたとは。
カネさえもらえれば、きっとその広告がなんだって別に構いやしないんでしょうねえ。
恐るべき魔物がうようよ蔓延っているインターネットというのは、実に恐ろしいところでございます。
というわけでして、読者の皆様方もくれぐれも悪質なWEB広告にはお気を付けください。
いつ何時、奴らは牙を剥くとも限りませんから。
ともあれ、今回の事件は私の頭にきっちりと残しておき、私が政権を取り総統となった暁には、きっと然るべき措置をとらねばなりません。
とりあえず、悪質なWEB広告業者の殲滅も我がマニフェストに加えておくとしましょう。
おしまい。
