視野狭窄ございます

先日の過去問演習の惨憺たる結果を受け、その原因を追究していたところ、ひとつ原因が判明いたしました。

視野狭窄でございます。

解答時の状況を振り返りつつ自分の解答と公式の解答を見比べていて気づいたのですが、頓珍漢な解答をしているところは問題文中の全く違うところに着眼していたわけですけれども、どうも時間を意識しすぎるあまり問題文の限られた範囲のみを見て性急に判断しているのが、その原因っぽいんですよねえ。

本当は別のところに解答のヒントとなる箇所があるにも関わらず、焦って限られた狭い範囲しか見ていないもんですから、それに気づけない。

そして、その狭い範囲だけ見て「これだ!」と誤った判断を下してしまうわけですよ。

そんな感じの間違いが散見されました。

また他にも、着眼点は良くても解答の記述内容が若干ずれていたりだとか、あるいは計算ミスなんかも、そういった視野狭窄が原因であることが多かったような印象です。

後になって問題文を読んだらそれがおかしいことは明らかであるのに、解いている最中は制限時間に間に合わせることに必死でそれに気づかんのですよ。

問題の量、難易度に対して制限時間が結構カツカツですので、そのおかげで焦りが積もりに積もってどんどんどんどんと視野が狭くなっていくわけでございます。

恐らく、そういったのを完全になくせたとしたら、先日のやつも4,5割くらいまでは得点率を上げられたかもしれません。

さて、視野狭窄と言えば、『トップガン マーヴェリック』で言うところの訓練中のG-ロックのシーンが思い出されますねえ。

急加速しながら機首を一気に引き上げて上昇すると、体に強烈なGがかかって脳ミソに血が回らなくなり、そのせいで視野が徐々に真っ暗になって狭窄するブラックアウトが発生し、遂には意識を失ってしまうあれでございます。

棺桶ポイントの訓練では、訓練生の一人がやられてましたねえ。

同様に私も、強烈な焦りで視野が狭窄してしまい、危うくG-ロックしてしまうところでしたよ。

そう言えば、G-ロックを克服する方法ついて、作中でマーヴェリックは何て言ってましたっけ?

そうそう、「意識を失わないよう、ただもがく」、そんなようなことを言ってましたねえ。

というわけでして、私も必死にもがくとしましょう。

さてところで、昨日の記事にコメントをしてくださった方々、ありがとうございました。

感謝感激で涙がちょちょぎれそうですよ。

おしまい。