ちゃっちくない椅子でございます

今日はまた再び椅子について語りましょう。

さっきまでスマホのお話をしていたと思いきや、今度はまた椅子ですよ。

しかしながら、しかし今日は職場のちゃっちい椅子ではありませんよ。

今日は我が家の椅子について語ります。

ちなみに結論から申し上げますと、現在我が家で使用している椅子は、ちゃっちくありません。

職場の椅子とは違うのでございますよ、職場の椅子とは!

さて、我が家の椅子ですが、実は2年半ほど前には我が家もちゃっちい椅子を使っておりました。

というか、ちゃっちい座椅子を。

椅子ですらない、座椅子。

最近はもう日常の一部と化してきたこのウイルス騒動ですが、この騒動が始まった当初は私はまだ今の会社ではなく前の会社にいたわけですけれども、そちらの会社では在宅勤務が始まったわけでございます。

そのときに我が家にあったのは、座椅子。

座椅子とローテーブルで仕事をしておりました。

しかしこれがまあ悲惨を超えた悲惨でして、なんと恐るべきことに、座り心地はちゃっちい椅子以下でした。

あのちゃっちい椅子以下ですよ、なんと恐ろしい。

あれで8時間も座って仕事するなんて不可能。

腰が痛すぎる。

実際、業務時間のいくらかは横たわって過ごしていたような気がしております。

特に、打合せなんかではもうここぞとばかりに寝っ転がっておりました。

会話するだけだったら、寝ていてもできますし。

もちろんカメラはオフで。

あとは仕事が行き詰ってきてどうしたもんかと悩むときとかも寝転がっておりましたねえ。

ともあれ、そういった事情もあって在宅勤務が始まって2ヵ月もしないうちに在宅勤務の導入を口実にデスクやら椅子やらを買いまくって部屋を大改造したわけですが、そのときに買ったのはゲームの椅子、つまり一般的にはゲーミングチェアと呼ばれているあれでございます。

それで、買ったまでは良かったのですが、ゲームの椅子、座り心地が良くない。

座り心地はちゃっちい椅子より多少はましってところですかねえ。

このとき学んだのですが、ゲーミングチェアって車の椅子みたいにいちいちリクライニングレバーを引っ張らないとリクライニングの角度を変えられないのですが、そもそもこれが良くない。

いわゆる一般的なオフィスチェアのように、背もたれにかかる荷重に合わせてリクライニング角度が自在に変えられるやつじゃないと駄目ですねえ。

というわけでして、ゲームの椅子も2,3ヵ月でお払い箱にして、新しい椅子、つまり今使用しているオフィスの椅子ことオフィスチェアを買ったというわけでございます。

ちなみに、今の職場のちゃっちい椅子も分類上一応はオフィスチェアですが、我が家のはあのちゃっちい椅子と違って、ちゃっちくないオフィスチェアでございますよ。

今の椅子は、リクライニング角度も自在に変えられるし、背もたれや座面のクッションも効いていて座り心地は最高でございます。

もはや椅子の上に住めるほど。

不便なところを敢えて上げるとしたら、ヘッドレストがついていないので昼寝には不向きといったところでしょうか。

あ、すみません、さっき「椅子の上に住める」と言いましたが、そう言えば寝るのには不向きなので、さすがに住めはしないですねえ。

ともあれ、それ以外は大満足の椅子でございますし、そもそも家で寝るときはおとなしくベッドを使うので問題にするほどのことではありませんから、要するに非の打ち所がない素晴らしい椅子ということですよ。

というわけでして、スマホも椅子も、普段から使うものはケチケチせずに良い物を使っていきたいですねえ。

安月給なので財布が断末魔の叫びを上げておりますけれども。

おしまい。