『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は生命の息吹を感じる物凄い映画でしたよ!

※ネタバレありでございます。

 

さあ、昨日は観てきましたよ、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を!

しかも今回は奮発して3D上映でやってるところまで出張りました!

いやはや、物凄かった。

「物凄い」以外にあれを形容する言葉が出てきませんよ、まったく!

観る者を圧倒するようなスケールで描かれたファンタジーの世界。

終始「うわーっ!」ってな感じでした。

あれは完全にフィクションの世界、地球ではない別の惑星を描いているわけですけれども、しかしもはやあの世界がどこかに実際にあってもおかしくないくらい徹底的に表現されておりました。

そして何よりも物凄いのは、生物の躍動感ですよ!

ありとあらゆる草木や水、そして生物、すべての自然が生き生きと描かれておりました。

生命の息吹を、鼓動をありありと感じる映像美でございます。

予告編のせりふにもありましたけれども、鼓動を感じました、とても強く。

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あれらが全部CGで作り上げた架空の存在だなんて信じられないくらいでございます。

そして極め付きは水ですよ、水。

タイトルにもある通り本作では水が重要な存在になっておりまして、中盤あたりから舞台は海に移るのですけれども、水の表現力にはもう脱帽でございました。

うねりや質感、そういった水の存在感が映像と音響すべてにおいて究極に表現されておりましよ。

それはもう、海水がスクリーンから溢れてくるんじゃないかってくらいでした。

上映後、観客が何人か溺死していても不思議はありません。

というわけでして、現代のテクノロジーの粋を集めてスクリーン上に命を吹き込んだかのような映画、そんな作品でございました。

何度も言いますけれども、あれがCGだなんて信じられませんよ。

もはやこうなってしまっては、この世界のどこかにあの世界があると言われても疑いはしません。

それくらい物凄かった。

さてところで、映像は映像で良かったとして、物語もなかなかに熱気むんむんなやつで良かったですよ。

これは主人公ジェイクを始めとするサリー家の家族愛を描いた団結と絆の物語だったわけですけれども、しかしこの感動をさらに大きくしているのも、やはりその真に迫る映像なんですよねえ。

彼らの喜びや痛みを、まさにその隣にいて共に味わってきたような感覚でございます。

「サリー家は団結」、作中で折に触れて一家の面々が口にしていたせりふですけれども、それを全身でひしひしと感じるような3時間でございましたよ。

というわけでして、これは絶対に映画館で観ないといけないやつでしたねえ、間違いない!

自宅のちゃっちいモニターとスピーカーじゃあ、あの感動味わうには足りませんよ。

映画館で観なきゃ、あの感動はお湯の水割り以上の薄味になってしまいます。

というかそもそも、ここまで書き散らかした後でこんなこと言うのもどうなんだというところですけれども、この感動は言葉如きで説明できるようなものではありません。

この前観た映画『すずめの戸締まり』の挿入歌『すずめ』の歌詞には、「なんで泣いてるのと聞かれ答えれる涙なんかじゃ僕ら出逢えたことの意味にはまるで追いつかない」とありましたけれども、まさにそんな感じ。

なんで泣いてるのと聞かれ答えれる涙なんかじゃ、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を体験した意味にはまるで追いつきやしませんよ。

というわけでして、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』、物凄い作品でございました。

思い切って3Dで観といて良かった。

おしまい。