『トップガン マーヴェリック』昨日は今年一番の大興奮でした!

昨日は『トップガン マーヴェリック』を観てきたわけですけれども、時間がなかったのでそこまで感想を書けませんでした。

しかし今日は思いのほか時間がありますので、昨日は今日もやっつけ仕事で記事を書くと言ってしまいましたけれども、ここはひとつしっかりと腰を据えて感想を書いていこうではありませんか。

さて、昨日はあまりにも気持ちが昂りすぎて昼間に仕事している間からもう既に盛り上がっていたわけですけれども、劇場に入ってスクリーン前に座っただけでまだ何も上映されていないというのに、なぜか感動してしまいましたねえ。

それで、何も映っていない真っ白なスクリーンを前にじんわりと感動しながらしばらく座って待っていると、本編上映前の広告の上映があった後、遂に本編の上映が始まったわけですけれども、一番最初にトップガンのロゴが表示された時点で既に前のめりで食い入るように観てました。

で、その後はお決まりの「アメリカ海軍はトップ1%のパイロットたちの空中戦技術の極意教示のための学校を設立した」といった具合の字幕が出るわけでして、去年からもう何度観たか分からないこの字幕について、ここでまた新しいことに気づいたわけですよ。

アメリカ海軍戦闘機兵器学校、通称「トップガン」の設立が、1969年3月3日。

ちなみに、Wikipediaにも書いてありました。

ja.wikipedia.org

つまり3月3日は「トップガンの設立記念日」でございます。

そして奇しくも、再上映が始まった昨日も3月3日。

これはもう、なるべくしてそうなった感じがしますねえ!

もはや昨日に、『トップガン マーヴェリック』が再上映されたのは必然かもしれません。

この事実に気づいたときの興奮は、とても言葉では言い表せないほどでした。

もしかすると今年1番かもしれません。

今は3月上旬、2023年もまだまだ始まったばかりではありますけれども、もう使っちゃいましょう、「今年一番」を!

まだマーヴェリックも出ていなければ戦闘機も飛んでないし、なんなら字幕読んでるだけなのですけれども、物凄く興奮しました。

本当に凄い映画は、字幕だけで感動する。

いやもちろん、その後の映像、音楽、物語など全部そろってこそのこの興奮なのですけれども、しかしそのきっかけはエリート海軍パイロットのための学校トップガン設立にまつわるオープニングの字幕でございます。

さあ、本編が始まってまだ1分ほどしか経っていませんが、この時点でもう既に体はじっとりと汗ばんでまいりましたよ。

その後は、カッコよさの限りを集めたかのような空母の甲板で夕暮れをバックに行われるF/A-18の発着艦、そして実験機ダークスターがセットの小屋の屋根を吹き飛ばしつつ離陸して始まるマーヴェリックのマッハ10への挑戦、そしてあの無謀とも言える困難な作戦に向けた訓練とその作戦本番での激闘、また最後に再びF-14に乗って最新鋭の戦闘機を相手に取ってその技量の限りを尽くすマーヴェリック、あるいはマーヴェリックとアイスマンの再開やルースターのピアノ演奏、他にもバラバラだったチームを固めたトップガン式アメフトのシーンなど、次から次へと怒涛のように名シーンが上映されていきました。

これはもはや名シーンのフルコース、あるいは満漢全席。

それに、全編に渡ってそれぞれのシーンを引き立てるような音楽も素晴らしかった。

ときに激しく、ときにさりげなく、この作品をより緩急のあるものに仕立て上げておりましたねえ。

いやはや、去年だけでかれこれもう10回以上は確実に観ているのに、この作品には毎度毎度いつも感動させられてしまう。

一体何なんだこの映画は!?

というわけでして、やはり今回も『トップガン マーヴェリック』は最高でございましたねえ。

さて、ともあれ3月もまだ始まったばかりだというのに、もう「今年一番」の興奮が登場してしまいましたよ、しかも去年の映画の再上映で。

しかしながら、この「今年一番」を2023年の新作に塗り替えてほしいという思いももちろんあります。

今年の作品で言えば『BLUE GIANT』も相当に興奮する作品でしたけれども、しかし「トップガンの設立記念日」に『トップガン マーヴェリック』が再公開されるという奇跡にはさすがに敵わなかった。

『BLUE GIANT』が「ジャズの日」なんかに公開されていたら、それはもうさぞ興奮したことでしょう。

ちなみに、「ジャズの日」と思い付きでてきとーに書いた後で調べてみたら、実際に「ジャズの日」は存在しまして、1月22日らしいのでございます。

ja.wikipedia.org

ともあれ、今年の残りの期間は『トップガン マーヴェリック』をさらに上回る興奮を与えてくれるようなとんでもない新作に巡り会えることを期待しつつ、より一層気合を入れて映画館へ通い詰めるとしましょう。

さあ、3月3日に早々に「今年一番」の興奮を使ってしまった私の選択を、後悔させてもらおうではありませんか。

まだ今年も10か月近く残っておりますし、その可能性は十分にありますよ。

ここに来て2023年も一気に面白くなってまいりましたねえ!

さてところで、当初は3月3日のことを「トップガンの日」と書いていたのですけれども、どうやら「トップガンの日」は5月13日らしいので、最後に全部「トップガンの設立記念日」と書き直したのはここだけの秘密ということでよろしくお願いいたしますよ。

front-row.jp

おしまい。