ウサオジという男、イヤープラグを使う

先日イヤープラグを手に入れたわけですけれども、それで昨日は居ても立っても居られず早速スタジオ練習で試してきたのでございますよ。

凄かった!

凄かったですよ、イヤープラグ!!

自宅に届いてすぐ、イヤープラグを耳に押し込んでパソコンから音源を流して確認したときには、「音が多少小さくなってはおりますが、それでもまあまあ普通に聞こえるんですけど大丈夫ですかねえ、これ?」といった感想だったのですけれども、実際に練習で使ってみたら効果てきめんでございました。

30分くらいドラム叩き続けても耳がグワングワンしない!

というかそもそも、最初にシンバルを一発バシャーンと叩き鳴らした瞬間に違いを悟ったわけですけれども、一言で言うなら耳への衝撃が違うわけですよ。

素の状態でシンバルを叩くと鼓膜が音に圧倒されるような感覚があるのですけれども、イヤープラグを通して聞くと普段イヤホンで音楽を聴いているときのような感覚で快適に聞ける。

別の表現をするなら、耳が苦しくないんですよねえ。

もちろん、シンバルでなくスネアなどの太鼓類を叩いたときも同様でございます。

そしてこの話のミソは、ドラムの音が小さくなったというよりはむしろ、音が聞き取りやすくなったというところにあります。

生の耳を聾するような音が、イヤープラグを通すと普通に聞こえるようになる。

太鼓やシンバルらしい音はそのままに、音量が小さくなったような感じと言えば良いんでしょうか。

例えば、イヤーマフのような消音を目的としたものだと音が小さくこもって聞こえるようになるのですが、イヤープラグの場合はそういったこもったような音にならないんですよねえ。

ドラムらしい音がちょうど良い音量で聞こえる。

また、ドラムの音に負けないようにスタジオの音響設備を利用して大音量で流してたメトロノームの音も、以前は結構耳の負担になっていたのですけれども、イヤープラグ有りだとちょうど良い塩梅で聞けるので練習が捗りますねえ。

いやはや、この味を占めたらもうイヤープラグを手放せませんよ、本当に。

というわけでして、イヤープラグを使ったら想像を遥かに超えて快適だったというお話でございました。

イヤープラグ、これは必携ですねえ!

おしまい。