ウサオジという男の、移動時間

昨日はドラムを習い始めてから毎日が忙しいというようなことを書きましたが、今日もそれに関連したことを書きましょう。

ドラムの練習で忙しい、ということの原因のひとつが移動時間でございます。

と言いますのも、私の通っているスタジオが自宅から結構遠いんですよ。

今通っている音楽教室が、教室のスタジオに空きがあれば生徒は無料で練習に使えるという大盤振る舞いなサービスをしているおかげで、交通費込みで考えてみても普通のスタジオを借りるより安上がりなので教室の空きスタジオを借りて練習しているのですけれども、しかしながら如何せん場所が遠い。

最初音楽教室を選んだときにもこの点だけが唯一の懸念点だったわけですけれども、やはりこの距離というものが問題になってしまいましたねえ。

なんなら、去年引越す前の自宅から今の職場までの距離よりも遠いですから。

そして徒歩の移動時間もまあまああるのですが、同じように電車での移動時間もまあまああるのでして、この移動時間をどうにかできんかなあと思っているわけでございますよ。

徒歩の方は散歩がてら音楽を聴きつつふらふらと歩いているのですけれども、今回問題にするのは電車の方でございます。

先月は小説を読んで過ごしていたわけですが、今月からはふと思い立って別のものを読んでいるのですよ。

最近は、仕事関係の専門書を読んでおります。

これがまたやはり専門書とあって「阿呆お断り」とばかりに小難しいことが書いてありまして、それを理解しようと集中して読んでいるうちに気づけば目的の駅に着いているので、これがまた割といい感じでございます。

今まではそういう専門書を買ったまでは良いものの、結局ほとんど最後まで読み終えることなく途中で「こんなん読むんだったら小説読んどる方が面白いわ!」となって部屋の隅っこにすっ転がしていたわけですけれども、遂に出番がやってきた感じでございますねえ。

ここにきて、巷でよく言われる「通勤時間で本を読む」というライフハックの意味が分かったような気がしますよ。

自宅にいたら、わざわざこんな小難しい書物を根詰めて読むよりも、もっと気楽に読める小説を飲み物片手に読みたくなりますからねえ。

去年、応用情報技術者試験の勉強をしていたときも、気づけば勉強ほっぽりだして小説を読んでいたなんてことは数え切れないほどありますし。

ともあれ、この機会に乗じて積読ならぬ諦め読の消化に取り組みたいと思っている次第でございます。

ちなみに、内容をしっかり理解できているかどうかを聞いてはいけません。

おしまい。