ウサオジという男、『ロスト・フライト』を観る

実は風邪をひく前、面白そうな映画を見つけたので観てまいりましたので、ここらでいよいよ記事を放流しようと思います。

今回観たのは『ロスト・フライト』でございます。

lostflight.jp

これは、不慮の事故によりフィリピン沖のホロ島という無法地帯に不時着してしまった飛行機の機長が、偶然移送中だった犯罪者の男と手を組んで脱出を図るという内容の映画でございます。

燃料費をケチろうとする格安航空会社の命令に従って嵐の中に突っ込んだ旅客機はそのまま落雷に遭って故障、辛うじて予備電源に切り替えなんとか墜落を回避したと思いきや、命からがら不時着した場所はアウトロー極まりない反政府ゲリラの連中が支配する世界。

無線はお陀仏になって外の世界と連絡を取ることもままならない上、しかも乗客は機長を含めただの民間人でして、もはやこれは進退窮まるもいいところでございます。

そんななか、機長のトランスは移送中だった犯罪者の男ガスパールと共に、島にある連絡手段を探して不時着現場を離れるのですが、問題はここからなんですねえ。

そしてそこからが一気に盛り上がるところでして、敵がわんさか登場し、さらに生き残ったトランス、ガスパール以外の乗客は敵に連れ去られてしまうのですよ。

というわけでして、果たしてトランスを始め生き残った乗客は無事にこのアウトローの島を生きて出ることができるのか、といったところですねえ。

とにかく先の展開が読めないスリリングな作品で、最後までドキドキ楽しめましたよ。

さてところで、作中の終盤、事件が無事に解決したときに副機長が機長に向けて「It's been an honor」という言葉を放つのですけれども、「お、これは『トップガン マーヴェリック』でも聞いたせりふだ!」とひとり盛り上がったのは秘密でございます。

きっと、これは英語でよく使う言い回しなのでしょうねえ。

私も、使う機会があればぜひとも言ってみたいせりふでございます。

おしまい。