今日のお昼はちょいと自炊をしていたのでございますが、とんでもない魔物を生み出してしまったのでございますよ。
と言いますのも、作ったスープが激しく激辛だったのでございます。
危うく、口から火を噴き出しながら「汚物は消毒でございます!!」と口走りそうになってしまいましたよ。
各種調味料はレシピ通りに入れたつもりなのですが、どこで何を間違ったのかとんでもなくとんでもないものを生成してしまいました。
レシピに「唐辛子粉大さじ5」と書いてある時点で、水1リットルに対してこりゃあちょいと多過ぎやしませんかねえと思ったりもしましたが、とは言えレシピにそう書いてあるもんですから仕方ありません。
ええ、入れてやりましたとも、唐辛子粉大さじ5杯。
ところで、レシピには「唐辛子粉」とありましたが、これってカイエンペッパーで良いのでございますよね?
我が家にはカレーを作るために買ってあるカイエンペッパーがたんまりとありますので、そいつを使ってやったのでございます。
また他にも醤油やらなんやらの調味料を混ぜてスープの素的なやつを作るのですが、もうこの時点で危険のオイニーがぷんぷんだったのでございます。
なんというかもう、顔を近づけただけで鼻がひりひりするのでございますよ。
ともあれ、一抹の不安を抱えつつもなんとか調理し終えていざ実食、というところで、不安が的中いたしました。
スープを口に入れた途端、口内の至るところから痛みが噴出したのでございますよ。
辛い、のではなく、痛い。
直後、鼻水やら涙やらなんかもういろいろ出てきて死ぬかと思いました。
とは言え、スープを直接飲むのはやめて具を食べてみたら、これならなんとか食べられる辛さでございましたよ。
というわけでして、ひぃひぃ言いながらなんとか食べた次第でございます。
さてところで問題はまだありまして、実はこの殺人スープ、まだ何食分か残っているのでございますよねえ。
とりあえず、スープまで飲み干すのはあきらめて、具だけいただくとしましょうかねえ。
ちなみに、食後もしばらくは唇なんかがひりひりしておりましたが、最後は牛乳を飲んで強引に鎮圧してやりましたよ。
唐辛子の辛さには牛乳が効くのでございます。
科学の勝利ですねえ。
おしまい。