ウサオジという男、『PATHAAN/パターン』を観る

昨日は『PATHAAN/パターン』を観てまいりましたよ。

pathaan-movie.com

いやあ、やっぱり凄かった!

あの『バンバン!』のシッダールト・アーナンド監督が、今回もまたパンチの効いた規格外のアクション映画を作ってくれましたよ。

さてと、大まかな物語は、インド最精鋭のエージェント「パターン」が、かつてはパターンと同じくインド最精鋭のエージェントで、今はインドに並々ならぬ憎悪を抱きインドに破滅をもたらそうとするテロリスト「ジム」と戦うといった感じでございます。

それで、2人の最強エージェントが物凄くド派手に戦うわけですよ。

なんてったって、映画のキャッチコピーが「この国は、俺がド派手に護る!」ですからねえ。

普通に護ってくれりゃあいいものを、敢えて「ド派手に」と言っちゃうくらいですから、そりゃあもうド派手もド派手でいいとこでございます。

格闘アクションでは次から次へと悪党を蹴散らし、乗り物やガジェットを使ったアクションもお手の物。

ヘリにバイクに飛行機にと来て、挙句の果てには遂にデカい翼のついたジェットパック背負ってアイアンマンみたいにぎゅんぎゅん飛びながら空中戦までやりますから、とんでもないことです。

このアイアンマンみたなシーン、PVでちらっと出ておりましたけれども、本編で観る迫力は凄かったですよ。

このシーンは決着の付け方ももう無茶苦茶で、「これぞアクション映画!」と叫びたくなるようなタガの外れよう。

『バンバン!』でもいろいろな乗り物、ガジェットが出てきた挙句にF1マシンが出てきたときは「これはとんでもないなあ」と思っていたら、今度はジェットパックですか、こいつは驚いた。

やはりスパイアクションにとんでもない秘密道具は必須ですねえ。

そしてアクションだけではなく、ちょいちょい出てくるコメディみたいなやり取りも面白い。

真剣なシーンかと思ったらいきなり笑いをぶち込んできますから、油断も隙もあったもんじゃあありません。

と、そんな具合で、とにかく最後まで圧倒的に圧倒される2時間半でございました。

おしまい。