ウサオジという男、二つ折りの財布を買う

いつも使っていた財布がボロボロになって革が剥がれたりしてきましたので、最近財布を買い替えたのですよ。

今までは長財布を使っていたのですが、もう少しコンパクトな二つ折りの財布の方が良いかもしれないと思い今回初めて二つ折りの財布を買ったのですが、これがまた大外れ。

物凄くめっちゃくちゃの猛烈の激烈で壮絶に使いづらい!

使い始めた初っ端から使いづらさ全開ですよ。

なんだこれは、お金を収納できるゴミか!?

さて一体何が使いづらいかって言ったら、一番は紙幣の出し入れですよ。

とにかく引っかかって出し入れがスムーズにできない。

二つ折りですから、当たり前のように中身の紙幣も二つ折りにされているのですが、そのおかげで紙幣がとにかく引っかかる。

最近はカードなどで支払うことがほとんどですけれども、一部のお店では支払いは現金のみだったりでして、そういった場ではえらく七面倒臭い思いをしましたよ。

レジの前であたふたして財布と格闘する羽目になって惨めな思いをすることもありました。

そして会計が終わった思いきや、今度はレシートでございます。

いつもレシートは財布にしまっているのですが、これがまた紙幣の出し入れと同じで面倒臭いんですねえ。

もうあまりにも頭に来たので、レシートはポッケにそのまま突っ込みました。

そしてこの際ついでに言わせていただくならば、カードの収納スペースも少なくて不便!

これは敢えて説明するまでもありませんが、クレジットカードや免許証、あるいは飲食店のスタンプカードみたいな諸々のカード類をしまうためのポケットが長財布の半分くらいしかないのでとにかく使いづらい。

と、そんなこんなであまりにも怒り心頭でございますからして、1日使っただけでもう長財布を買いましたよ。

思い返してみれば、長財布を使っていて不便だったことと言えば、床屋で髪を洗ってもらおうと前かがみになって正面の洗面台に頭を突っ込んだときに、ズボンのポッケに入れた長財布が足の根元に突き刺さって若干痛いということくらいしか思いつきません。

二つ折りの財布がここまで不便だと分かった今なら、床屋で髪を洗ってもらう間の5分くらいなんてどうってことありませんよ。

コンパクトさのために、そこまでの不便を受け入れられるようなウサオジではありません。

というわけでして、今はもう長財布に戻っております。

もう二度と二つ折りの財布なんて買うもんか。

おしまい。