ウサオジという男、鼻水が止まらない

最初は強烈で激烈で苛烈な喉の痛みを伴ってやってきた風邪ですけれども、今となってはその痛みも引き、残すは夥しい量で洪水の如くとめどなくどぶどぶと押し寄せてくる鼻水でございます。

この鼻水の激流をもってすれば、ノアの方舟ですら沈没させることは造作もないことですよ。

もはや神話レベルの物量で出てくる鼻水!

もう本当にこの鼻水が物凄くてですねえ、次から次へとやってくるわけでして、その生産性の高さと言ったら、トヨタの工場なんて目じゃありません。

トヨタ生産方式はもう古い!

これからはウサオジ生産方式の時代でございます!

まあしかし、私としてはどこもカイゼンされてはいないような気がするのですけれども、いや、もはや何を言っているのか分からなくなってきているのでもうこの話はやめましょう。

ともかく、鼻をかんで拭き取ったと思ったらもう既に次の鼻水が垂れている、とそんな具合でございまして、延々とティッシュを取っては鼻をかむ動作を繰り返している次第でございます。

ごみ箱は一瞬で鼻をかんだティッシュで埋まる。

というわけでして、もはや常に鼻の穴の周辺は鼻水で濡れているのですけれども、そのおかげで鼻の穴の周辺が乾燥してカピカピになった結果、例のあれができましたよ。

例のあれ、つまりぱっくりですよ、ぱっくり。

遂に鼻までぱっくりしましたから、これはもうぱっくり選手権全国大会出場は確定でしょう。

ワハハ!

いや、笑い事ではない!

しかも鼻水は未だに無尽蔵に出てきますから、このぱっくりが収まる様子はありません。

それにティッシュで拭きすぎて鼻の周りの皮膚が赤くなってヒリヒリするようにもなってきておりまして、これはもう大惨事ですねえ。

鼻水が出ては沁みてヒリヒリし、拭いては擦れてヒリヒリする、どっちに転んでも地獄。

この様子だと、まだしばらく頑張らないといけなさそうですねえ。

というわけでして、今年は鼻水との死闘を繰り広げているうちに終わりそうでございます。

おしまい。