ウサオジという男、『ボブ・マーリー:ONE LOVE』を観る

なんとなく面白そうだったので、ボブ・マーリーもレゲエも名前くらいしか知りませんが、『ボブ・マーリー:ONE LOVE』を観てまいりました。

bobmarley-onelove.jp

1970年代後半、ボブ・マーリーというレゲエミュージシャンが、政治的な混乱に陥っているジャマイカで銃撃事件に遭いながらもライブを敢行し、そして身の危険を感じてヨーロッパに逃れ、最後にまた再びジャマイカに戻って国内の混乱を癒すためにライブをするという内容でございました。

ジャマイカの政治事情もボブ・マーリーの活躍もあまり詳しいことは知らんのですけれども、なんとなくボブ・マーリーという男が物凄いことを成し遂げたということは分かりました。

対立する2つの政党を支持する者が互いに武器を持ち出して戦争する中、レゲエひとつ持ってそれを和解させようというのですからこれは物凄いことだと思いましたねえ。

そして本作のひとつの特徴はライブシーンの多さなのでして、とにかくノリノリのレゲエ。

言ってしまえば、観るサウンドトラックのような面もありました。

そして観た後で、鑑賞中気になったのでボブ・マーリーの曲についてちょいと調べてみましたところ、なかなか強烈なメッセージの曲が多いですねえ。

というわけでして、とりあえず何の気なしにふらっと観に行ったわけですけれども、物凄い熱量に圧倒されるような映画に度肝を抜かれたわけでございます。

ボブ・マーリーの信念とレゲエに打ち震えることのできる作品でございました。

これはまたちょいと調べた後で2回目観に行くのも面白いかもしれませんねえ!

おしまい。