ウサオジという男と、移調

最近はリードシートの作成に悪戦苦闘している私ですけれども、ここで立ちはだかってきたのが移調というものでございます。

移調、これは曲のキーを変更するテクニックのことらしいのですが、あまり詳しくないのでそこまでは語りません。

ともあれ、ジャズでよく演奏される曲のリードシート集のような本がありまして、もちろん私が発表会で演奏する予定の曲のリードシートも乗っていたのですけれども、今回はそこから移調したものを使うことになったのですよ。

と言いますのも、ジャズは同じ曲でも演奏するプレーヤーやバンドによって曲の雰囲気が大きく変わるわけでして、それで発表会の曲を決める際には曲のタイトルと同時にどのバンドが演奏している曲のイメージでやりたいかといったことまで決めねばならないかったのでございますが、私が選んだバンドのバージョンだとどうもキーが違うらしくて、リードシート集に載っているものから移調しなければいけないらしい。

最初の部分はレッスン中に先生に教わりつつ書いて、残りは次のレッスンまでに自分で書くとなったわけですけれども、まあこれがえらく難しいんですよ。

ドレミファソラシドを全部同じだけ上だか下だかに動かしたら良いかと思っておりましたら、どうもそれだけではない。

聞くところによるとドレミファソラシドはそれぞれ全部音の幅が一定というわけではなく一部違うところがあるそうなのでして、そういうのを全音とか半音とか言うらしくて、それらを考慮して音程をいじらないといけない。

ちなみに、その噂の全音とか半音とかの関係ですけれども、ピアノの鍵盤を見たら白鍵と黒鍵の位置で分かるとのことでして、ピアノってようできとるなあと思ったりもしました。

ピアノのあの白と黒の並びってデタラメに並んでいるわけではないんですねえ。

さて、あとはこの移調とかいうのを五線譜上の音符だけでなくコードについてもやらねばなりませんから、なかなかのハードワークでございます。

ともあれ、なんだかんだ言ってリードシートはもう大体出来上がってきましたので、あとはこの前のレッスンで指摘を受けた箇所をちょいと修正するだけでございます。

それでリードシートが一通り出来上がったら、あとはいよいよ曲の練習ですねえ。

まだまだ忙しくなりそうですよ。

おしまい。