先週は物凄く物凄い映画揃いでしたねえ!

先週の映画体験が物凄く物凄かったので未だにその熱が冷めやらないので、今日は先週の映画について語るといたしましょう。

なにはともあれまずは『トップガン マーヴェリック』ですよ、『トップガン マーヴェリック』!

何が凄いかっていったら、鑑賞の予約をするだけでもう盛り上がるところ。

読者の人のほとんどはもはやなんのこっちゃ分からんと思いますが、私にとってこの映画はそれほどまでに物凄いのですよ。

「これから『トップガン マーヴェリック』を観る」という思いだけで今日一日頑張れそうな気がする、そんな映画でございます。

もはや何回劇場へ足を運んだか数えておりませんが、とりあえず今月だけでもう4回も観ておりました。

やっぱりトップガンはすげえでございます。

そして2日目は、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』。

キチガイじみた展開が立て続けに連続する劇薬のようなハートフルSFアクション映画でございますけれども、しかしながら最後の最後でしっかりと伝えたいことを伝えてくるわけですよ。

何が何だかよく分からんハチャメチャで無意味に思える世界でも「優しくすること」、それがこの映画の核心でございました。

ともあれ、これは1回目で理解するのはなかなかに難しい映画なあと思いましたよ。

パンフレットやらインターネットの記事やらを読んだうえで挑んだ2回目で、ようやっと何かの尻尾を掴めたような気がする映画でございました。

さて、お次は『BLUE GIANT』でございまして、物凄く熱くて激しいジャズのアニメ映画でございます。

ライブシーン、これは非常に力が入っていて、観ていると思わず前のめりになってしまうほど。

アニメならではの演出と映画館の音響設備が奇跡のようなコラボを果たし、とんでもなくとんでもない体験でございました。

あれは何度観ても良い。

熱気むんむんの男たちが一心不乱にジャズをするという、一見すると実写映画でも良いのではないかと思える内容なのですけれども、あのライブシーンを観たらそんな口はきけなくなりますよ。

音が見える、そんな気がする映像表現でございました。

そして最後、つまり昨日は熱気むんむんの代名詞『RRR』を観てまいりました。

いやあ、やっぱりあれは凄いですねえ。

何から何まですべてが全力でパワフル、つまりパワフルなフルパワーでございます。

熱気むんむんの男と熱気むんむんの男が初めはその相反する目的のために殴り合い、しかし最終的には和解し手を取り合って真の敵を討つ。

とにかくストレートな物語をとにかく全力で描き切っておりました。

やはり一番迫力があったのは、なんといっても男2人が肩車して敵を片っ端からなぎ倒すあのシーンでしょうねえ。

「男2人が大量の敵を圧倒するのに肩車以外の方法はあるまい」、という妙な納得感のあるクライマックスでございました。

そしてそれに続く、腹の底に響く重低音の効いた凄みのある音楽と共に覚醒した最強の熱気むんむんの男2人がさらに大量にやってくる敵をさらに激しく片っ端から吹っ飛ばすところは、何度観てもアクション映画かくあるべしといった感じで素晴らしいですねえ。

そしてもちろんインド映画らしい音楽とダンスも健在で、とにかく感情があっちこっちへと揺さぶられる映画でございました。

というわけでして、先週の映画体験は今思い出しても物凄かったなあと思います。

映画の面白さがぎっちぎちに詰まった2022年と2023年の選りすぐりの傑作を4日間で一挙に楽しむ贅沢な週末でございましたよ。

ともあれ、さあ、今週も今週の映画を楽しみに1週間頑張るとしましょう。

おしまい。