ウサオジという男と、パラディドル

先週末にまたドラムのレッスンに行ってまいりまして、新たな技を授かってきたのでございます。

今度の技は「パラディドル」。

これは最初に習ったシングルストロークとこの前習ったダブルストロークのコンビネーションみたいな技でして、「右左右右」と叩いたらお次は「左右左左」と叩き、そしたらまた「右左右右」に戻るといったような具合で、これを延々と繰り返していくような技でございますよ。

しかしこの技、本当に難しい。

シングルストロークやダブルストロークとは比べ物になりませんねえ。

先ほど書いた通り、右手と左手を交互ではなくちょいと変則的に切り替えないといけませんので、ゆっくり落ち着いてやらないとぐっしゃぐしゃになってしまいます。

その上、目標として提示されたテンポがかなり速くて、それこそマシンガンみたいに連打しないといけませんので、これは困難な挑戦となることは必至。

とりあえず手始めに目標のテンポで叩いてみたら、『トップガン マーヴェリック』序盤で速度出し過ぎたダークスターみたいに空中分解して終わりましたよ。

大惨事でございました。

というわけでして、落ち着いて考えてみたところ、この挑戦には『トップガン マーヴェリック』よろしく2つの奇跡が必要でございます。

奇跡1は左右の手のコントロール、奇跡2は速度。

というわけでして私のプランは、確実に叩けるテンポでパラディドルの動きを体に覚えさせつつ、徐々にテンポを目標まで上げていくことでございます。

それと併せて、この速度の連打に対応できるよう手も鍛えていかねばなりませんので、まずはシンプルなシングルストロークの連打でスティックコントロールを向上させる予定でございますよ。

果たしてこの目標が達成可能かどうかは、ドラムを叩いていれば分かることでございます。

さあ、ぶちかましてやりましょう。

おしまい。