ウサオジという男と、二つ折りの財布を持つ男

先日、私は二つ折りの財布を使っている人々に対し、なぜ二つ折りの財布を愛用するのかと問いかけましたが、なんと親切にも心ある方が解答してくださいました。

www.gk-gk21.com

GO(id:GK_GK21)さん、本当にありがとうございます。

長財布を愛用する私から見たら二つ折りの財布を愛用するGOさんはまったく正反対の立場であるにも関わらず、極めて納得のいく意見でございました。

上の記事では、「慣れ」と「ポケットに入れられるコンパクトさ」について書かれていたわけですけれども、これについて私も語るといたしましょう。

まず慣れについてですけれども、GOさんは二つ折りの財布と初めて出会いそのまま使ってきたわけで、一方私は長財布をずっと使ってきた。

つまりスタート地点が違ったというただそれだけだったというわけですねえ。

まったく違う財布を持つ二人が、実は同じ理由で違う財布を使うに至っていたとは、実に面白い。

あとはコンパクトさについて、「貴重品は体に触れていないと気が済まない」ということを仰っておりましたけれども、実は私もその点においてまったく同じなんですよねえ。

ここで二つ折りの財布ユーザーの方々からしたら、「そんなやつが馬鹿でかい長財布を使うとは、まさかこいつ阿呆か!?」と思われているところかもしれませんが、ちょいと待ってくださいよ。

これにはタネがありまして、そのタネとは服装にあると見た。

GOさんの普段の服装を存じ上げていないので確かなことは言えないのですけれども、多分、ポッケがそこまで大きくない服を身につけることが多いのではないでしょうか。

一方で私は、財布は基本ズボンのポッケにしまっているわけですけれども、大体の場合においてカーゴパンツやワークパンツみたいなポッケがでかくてしかもたくさんあるズボンを好んで身に着けておりますから、二つ折りの財布よりもコンパクトさに劣る長財布でも余裕で収納できるんですよねえ。

ちなみに財布の他にも、私もGOさんと同じく鍵もポッケに入れないと気が済みませんし、この際ついでに言わせていただくならスマホも同様でございます。

やはり貴重品をカバンに入れるのはちょいと怖いし落ち着かない。

さて、というわけでして、まったく違う財布の好みを持つ二人が、実は同じような理由で違う結論に至っていたというわけでございます。

ただ、それを取り巻く環境がちょいと違ったんですねえ。

今回のことで、絶対に意見が合うことはないと思っていた相手が、実はその根っこでは自分と似た考え方を持っていたという非常に面白いことに気づくことができました。

財布に限らず、人生は案外そういうものなのかもしれませんねえ。

GOさん、この度はありがとうございました。

おしまい。