ウサオジという男、スーツをオーダーする PART FOUR

遂に去年オーダーして仕立ててもらったスーツを着るときがやってまいりましたので、そのときのことをネタにしてやろうではありませんか。

この前、職場でちょいと予定がありまして、その関係で普段はスーツ勤務ではないのですが久方ぶりにスーツを着たのでして、そこで満を持して去年オーダーしたスーツを着てみたというわけでございますよ。

さあ、というわけでいよいよこのスーツをオーダーしたお話もPART FOURに突入でございます。

さて、それでスーツを着たわけですけれども、まず初っ端から前途多難でございまして、何よりもまずネクタイが結べんわけですよ。

なんてったって普段からスーツなんて着ないわけでして、着るとしてもクールビズとかもあるわけですから、ネクタイなんて最後に結んだのは今の会社の就職面接のときですよ、つまり大体3年前。

一番簡単なプレーンノットとかいう結び方ならちょいと調べたら、いやあるいは調べんでも前に結んだときのことを頑張って思い出したらできたのかもしれませんが、しかしちゃんとしたスーツ着るならちゃんと様になる結び方したいじゃないですか。

というわけでして、スーツを着る数日前からネクタイの結び方を練習し始めたってわけでございます。

やはりしっかりとスーツを着こなすにはしっかりとネクタイを結ぶ必要がある。

それで、練習の成果を発揮してネクタイを締め、スリーピースのスーツをバチっと着込んでやったわけですけれども、これは気が引き締まりますねえ。

未だかつてないくらいに気が引き締まる。

なんだこの引き締まりようは!

また、今回は社内の式典みたいなのでスーツを着用したわけですけれども、同僚からも思った以上に評価が高かったのでございます。

サイズがあまりにもぴったりなこともあって「オーダーしたみたい」と言われましたので、「ご名答、オーダーして作ってやりましたとも」と答えておきました。

やはりサイズが合っているものを着ると似合っている感じが出るっぽいですねえ。

あとはベストを着ていることについても言われましたが、まあ良い印象を与えることができたので良しとしましょう。

というわけでして、オーダーしたスーツを着てみたわけですけれども、オーダーしただけの価値は有りましたねえ。

一番良かったのは、心理的な面でございますよ。

普段とは違った特別な感じがひしひしと感じられました。

普段スーツを着ないからこそ、ここぞというときのために良いスーツを一着持っておいて良かったと思います。

おしまい。