無駄骨の予感でございます

私は今、ある資料の作成を上司より命じられているのでございますけれども、どうもこれが無駄骨に終わりそうな予感しかしないのでございますよねえ。

と言いますのも、社内の既存のとあるプログラムに関する仕様書的なものを書いているのでございますけれども、どう書いてもこれがまあ煩雑になってしまいまして、故にもう後からこれを参照するよりもいっそのことプログラムを直接見た方が早い、みたいなことになっているのでございます。

これを作り終えたとしても、きっとその後は誰にも見られることなくひっそりと社内サーバの奥深くに眠ることになるんだろうなあと思う今日この頃でございます。

なんと言いますか、あれこれもとごちゃごちゃと書くことになってしまい、要は家電とかのやたらめったら難解なマニュアルみたいになってしまうのでございますよねえ。

そもそものところを考えたら、結局は元々のプログラムがあれもこれもと機能を盛り込み過ぎててよう分からんくなっているのが原因なような気がせんでもない。

長年ちょこちょこ改修し続けた結果今に至る、いわゆる「秘伝のタレ」プログラムなのですよ、これが。

さて、ここでもし同業者のお歴々がいらっしゃいましたらば、きっとこう思っていることでしょう。

こいつは一体、なんでプログラム作成後に仕様書を書いているのか?

これにつきましては、私からは当時の作成担当者(多分私の上司)に聞いてくださいよ、としか言えませんよ。

きっと当時の担当者が己の経験と勘に頼って仕様書無しで作ったんでしょうねえ。

ともあれ、さすがにそろそろ仕様書くらい作っておかないと後々担当する人が困るだろう、ということで今その当の後々担当することになる私が苦しみに苦しみながら作るところとなったのでございます。

一体ここからどうやったら、この複雑怪奇な「超難解家電マニュアル」をもっとマシにできるんでしょうかねえ?

明日も頑張ります。

おしまい。