昨日はジャズをやりたくなってドラムを習うことにしたということを書きましたけれども、今日はその前にドラムの教室を探したところのお話を書こうと思います。
まずはドラムを始めようと思ってから最初にやったのは、ドラム教室を探すことでございますよ。
とりあえず最初はてきとーに、私が住んでいる市町村名や近くの大きな駅の名前と「ドラム教室」とかのワードで検索をかけたわけですけれども、思いのほかたくさんありました、ドラム教室。
楽器屋主催の教室や大手の音楽教室なんかが、大きな駅を中心にいくつか見つかり、それに加えて地元の音楽教室が大きな駅やその他のそこまで大きくない駅の近くにまばらにあるといった感じでした。
そしてその候補の中からさらに絞り込むために検討したのは、演奏の機会がどれくらいあるかでございます。
私はただジャズドラムの技術を学ぶだけでなくジャズをやりたいのですからして、演奏の機会は極めて非常に重要でございますよ。
ですので、教室のイベント情報などを中心に調べましたが、この演奏の機会については教室によってかなり個性が出るところでした。
思えば、ここが私のドラム教室選びの一番の急所でしたねえ。
教室によっては、少なくともネットの情報からだとただドラムの技術を学ぶだけのガチっぽいところや、あるいは逆に他の楽器を習っている人との演奏イベントを定期的に開催しているようなところと、かなり方針に個性がありました。
前者についてはプロや元プロのドラマーが個人で経営している小規模なところなんかがまさにそれでして、後者については楽器屋の教室などの複数の楽器のクラスがあるところは頻度の差こそあれ大体そんな感じでした。
年1回の発表会だけというところもあれば、それ以外にも定期的に企画があるようなところもありました。
あるいはそういったイベントの情報がほとんどないところもそれなりにありましたが、わざわざ体験レッスンとか見学に行って聞いてみるのは面倒だったので、とりあえずそういった教室は除外して、まずはインターネットに情報があるところを中心に探しました。
また、その教室で主に教えている音楽のジャンルも、分かる範囲で調べておきましたよ。
大手の教室などのサイトに「講師一覧」みたいなページがあるところは、そのページから経歴を見たら大体分かりますし、個人の教室のサイトでもオーナーの経歴を紹介するページがありますので、そこからその教室が強みとしているジャンルを読み取るわけでございます。
「全ジャンルに対応可能」と書いてあっても、経歴のほとんどがロックやポップスの人もおりましたし、あるいは現役バリバリのジャズドラマーもいたりしまして、その人の名前で調べたら近所のジャズバーのライブスケジュールに名前が載っていたりもしました。
ちなみにこの講師の経歴のページなのですが、いろいろな経歴の人がおりますので、読むだけで結構面白かったりします。
ついついドラム以外の楽器の人の経歴まで読みに行ってしまい、大量の時間を浪費してしまったのは秘密でございます。
ともあれ、そんな感じで要するに「演奏する機会がそれなりにあってジャズを専門に教えてくれそうな先生がいる教室」という条件で絞って調べてみたら、候補が2,3箇所くらいに絞れてきましたので、あとは最終的に通いやすさとか料金などのその他の条件も考慮した上で最終的に体験レッスンに行って決めたといった感じですねえ。
その他の条件についてですが、特に教室によっては生徒のスタジオの使用が無料だったり格安になったりするところもありまして、ドラムのような個人で用意して練習するのが難しい楽器を習う人にはありがたい特典付きの教室もありましたよ。
サックスは『BLUE GIANT』みたいに河原で練習できるかもしれませんが、さすがにドラムはそうはいきませんからねえ。
というわけでして、諸々の条件を検討した結果、行きたい教室の候補を絞っていよいよ体験レッスンに行ってみて、結果面白かったのでそのまま入会してきたというわけですよ。
さてところで、インターネットで音楽教室を探そうとすると「ランキング」みたいな単語を冠したページがわんさか見つかると思いますが、そういったサイトをよーく見てみると、ランキング上位の教室ページへのリンクが全部アフィリエイトリンクで埋め尽くされており、教室のページリンクがそのまま載っているところは全部ランキング下位だったりしましたので(全部のサイトがそうだったとは言いませんが)、つまりこれは「ページ閲覧者が申し込みをするとランキング作った輩が儲かる教室ランキング」ってわけですねえ。
どうせ成約時の報酬が高いところから順に並べているんでしょう。
というわけでして、ああいう胡散臭い手合いを信用してはいけません。
気を付けましょう。
結局は、教室のページを直接自分で見て考えて、そして体験レッスンに行ってみるのが一番なのでございます。
というわけでして、えらく長くなってしまいましたけれども、以上がウサオジのドラム教室選びでございました。
おしまい。