久しぶりに、今日また出ましたよ。
ゴキブリが。
もう本当に嫌になってしまうタイミングでした。
夕食を食べ終わってほっと一息ついていたところ、目の前にあるキッチンとの境界をなすドアを這いあがってきておりました。
しかも今度のは小さいやつではありませんよ、もうちょいとだけ大きい、人間で言うところの中学生くらいのやつでございました。
ともあれ、目にしたからにはやることはひとつ、「殺す」以外にありません。
今回のはちょいとサイズが大きいので、手近なところにある殺虫スプレーを使いました。
が、ここで私は連中の真の恐ろしさを目の当たりにするわけでございます。
スプレーを噴射したところ、ドアと床の下のほんのわずかな、もう本当に見えるか見えないかくらいのわずかな空間に逃げ込んだのでございます。
いやもうこれは驚きましたよ。
「ゴキブリはほんのわずかな隙間からでも入ってくる」と言われているのは知っておりましたが、まさかここまでとは。
ともあれ、やんややんやとやって結果無事に殺すことができました。
死体の処理は困るところではありますが、私といたしましては、最近は「トイレットペーパーで包んでトイレに流す」という方法に落ち着いております。
もちろん、実は生きていてホラー映画よろしくトイレからI'll be backしてくるという悪夢を避けるために、完全に握り潰してから捨てておりますよ。
というわけで今回はこれにて一件落着ではありますが、これは一時しのぎにしかならないのに気づかないほど私は愚かではありません。
換気扇やらドレンホースやらの侵入経路を塞げるだけ塞いだと思っておりましたが、この様子だと完全には塞ぎきれていないと断定して良いでしょう。
それはいったいどこだ!?
私の戦いはまだまだ続く。
おしまい。